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Auld Lang Syne

〜you'll be born again〜





第一話

 日本の某場所、某時、、とある病院、ある少年の命の灯火が消え入りそうになっていた。

「啓…」手をにぎりながら少年の母親が呼びかける。

「お母さん…さよなら…あ…りがと…」

「おやすみ、啓…」目から零れ落ちた涙が啓の手におちた

 啓は闇に意識が飲み込まれるのを感じながら、不思議なここちよさを感じていた。

 啓は唐突に意識が覚醒した。

「ここはどこ?真っ暗だ。」
 そこは真っ暗で何も見えない世界、まさに虚無の世界だった
「お〜い、だれもいないの〜」まわりに向かって呼びかける啓、返事はない。
 なにも見えないが、とりあえず啓は前に進みだした。
「何も見えない、どうしてボクはここにいるんだ。確か病院にいて…死んだはず。」
 ボクは死んだのか!?そう考えると啓は急に恐ろしくなった
 そして声を振り絞って叫んだ
「だれかいないのー………」
啓の声は闇に飲み込まれた。

恐ろしくなって、啓は全速力でめちゃくちゃに走り出した、走って、走って、走って…
ついに、力尽きて倒れこんだ

「はあ、はあ、どこなんだよ…ここ、あっあれはなんだ?…」

 突然前方に光を感じ、啓は驚きの声をあげた
「とりあえず、あっちに行けばいいような気がする」

 啓は光に向かって歩き出した。

 やっと光のあるあたりまでたどり着いた啓、そこにはちいさな光がふわふわと闇の中を漂っていた

こんにちは。お兄ちゃん

  周りを見渡す啓、だれもいない…

目の前にいるよ。

「もしかして、君なの?」啓は目の前にいる光に向かって話しかけた

そうだよ。鈴の鳴るような声でちいさな光は答えた

「君は誰なんだ?、いやそれよりもここはどこ?」

私は蛍、そしてここは因果を超越した場所、根源意識界

「ぼくはどうなったんだ!?」

お兄ちゃんがどうなったのかは知ってる、お兄ちゃんはまちがいなく死んだよ。

「やっぱり死んだのか…」意気消沈しながら、啓は呟いた。

でもだいじょうぶ、お兄ちゃんに私の身体をあげるから

「えっ!?」

私はもうこの世界に居つづけることができないから

「どうして?」

魂がデュナミスを支える事ができなくなったから

「デュナミスってなに?」

人の魂に属する力、すぐにわかるよ。

「君は死んでいるの?」

いいえ…

「君は…生きることはできないの?」

デュナミスの力が巨大すぎて、私の魂は限界なの、このままじゃ存在自体が消えてしまう、デュナミスを継承する事で私は救われるの

「そう…」
 啓は正直複雑な気持ちだった、生き返れるのならば、それに越した事はない。でも実際の肉体の所有者である、蛍をさしおいて自分が生き返ろうと考えるほど彼は傲慢ではなかった

別に悩まなくていいんだよ、私のパーソナルは消えるけど、存在がなくなってしまうよりいいから、ただ魂が無限の因果連鎖の中に融けていくだけ…

「死んじゃだめだ!!」啓は叫んだ

 啓は幼い頃から病弱だった、彼自身病院で何度も死にかけたし、周りの友達が何人も死んでいくのを見てきた。彼にとって死は最も身近な恐怖であった。だからこそ死にいく生命を見過ごすことなどできようはずがなかった。

お兄ちゃんは優しいね、じゃあこうしよう。私はお兄ちゃんの魂の中で眠りにつく、こうすれば、お兄ちゃんが死なない限り、私も生き続けるから。

「でも…」

おねがい

「わかったよ」蛍が死んでしまうよりはいいと思い、啓は了承した。
 啓の胸のあたりに蛍がゆっくりと入っていく、そして啓は光に包まれた


 真っ白い天井、啓にとっては嗅ぎ慣れた薬臭いのする、とある病院の長期昏睡患者専門病棟、啓の二度目の人生が始まろうとしていた。
「ここは、どこ!?」啓はゆっくりと目を開ける
「!!」自分の声を聞いて、啓はあることに思い当たった

 そしてゆっくりと起き上がり、ベットの近くの壁についてある鏡を覗き込む

 そこには啓が予想していた姿があった、つまり10歳ぐらいの少女の姿である。
「…」理性では分かっていたが、信じられない様子の啓、そして顔を真っ赤にした。
 無理もない、そこには、いままで見たこともないほどの美少女がいたのだ。魂の年齢が13歳という多感な年頃である啓にとっては赤くなるなというほどが無理な相談だろう。
「すごい透明感のある真っ白な肌、あれ?髪の毛もなんかプラチナ色だ…」
「よく見ると、両目の色が違う。」右目は普通の黒い目なのだが、左眼が薄い紫色をしていた。
「アルビノなのかな?しかもオッズアイだし…」

 そのとき、突然後ろのドアが開かれた。そこには驚いた顔をした30代前半ぐらいの綺麗な女の人がいた。

「蛍ちゃん。」その女性は啓にいきなり抱きついた
「えっえっ、どなたですか?」啓は慌てふためいた。
「もしかして、忘れちゃったの?蛍ちゃん、私は晴宮叶恵(はるみやかなえ)、あなたのお母さんよ。」
「…お母さん?」その人を全く知らないはずの啓、しかし不思議な懐かしさがあった
「そうよ、蛍ちゃんは3年間ず〜っと眠ってたのよ。」叶恵は泣きながら啓に言い聞かせるように言った
「そうなんだ…」
「お医者様を呼んでくるから、横になってなさい。」ベッドに啓を寝かせつつ、優しく叶恵は言った。

 ひとりになった啓は考える「これからどうなってしまうんだろう、でもボクは晴宮蛍として生きていかなくちゃならないんだ…」
 啓は自分が蛍として生きていく事を決意した。これはいつか、蛍が目覚めた時に身体を返そうと思っているからだ。そのためには蛍を演じなければならないのである。

「あっ、あ…たしは晴宮蛍(はるみやほたる)です。」啓は自分の新しい名前を言ってみた、しかし恥ずかしさのあまり、まともに顔をあげていられず、声もたどたどしかった。

「やっぱり今すぐは無理みたいだ、ボクは晴宮蛍…うん、これなら言えるね。」
自分の言葉に納得しながら、啓は呟いた。

 こうして、啓は蛍として生きていく事になった。以下は啓を蛍と表記することにする

 ガチャリ、数分後、病室のドアが開いて、かなり年配と思われる医者が入ってきた

「気分はどうかね?」
「大丈夫です。」蛍は元気に答えた
「ふむっ、なぜ昏睡状態に陥ったのかは、まったく分からんかったが、とりあえず今は大丈夫そうだの。」

 カルテになにかを書き込みながら、その医者は言った。

「とりあえず、明日から検査をします、よろしいですかな。」
「篠崎(しのざき)先生、どうぞよろしくお願いします。」叶恵は頭を深く下げた。

「あっあの…お母さん?」
 蛍はできるだけ女の子らしく演じようとするものの、蛍自身がどんな子だったのか知らないし、ほんとに自分が蛍という他人を演じる権利があるのかと思った。
 そのため、叶恵を母と呼んでいいものかという迷いが生じ、結果として消え入りそうな声しか出なかった。
「どうしたの…」
「…ボクはどうしたのかな、格好もなんか変だし。」
「心配しなくても大丈夫よ…それに蛍ちゃんは可愛いわ。」
「ボクがかわいい?」まっかになる蛍
「そうよ、だから安心しておやすみ。」叶恵はゆっくりと蛍の頭をなでた
「うん…」

 それはデジャブ…眠りにつく直前、蛍は死に別れた母のことを思った。


 ぼ〜っとしながら、周りを見渡す蛍、すぐ隣に叶恵がいた。そしてすぐそばに見知らぬ40代ぐらいの男の人、15,6歳ぐらいの男の子がいる。

 男の人が優しく呼びかける
「蛍、お父さんだよ、わかるかい?」
「…」無言のまま蛍は聞いていた。
「お兄ちゃんだよ、蛍」

 蛍は黙っていた。それもそのはず、自分の新しい家族になる父のことも兄のことも今はじめて知ったのだ。母の叶恵でさえ、さっき名前を知ったばかりだ。
 しかし、そのまま黙っているわけにはいかない、蛍は決意して一気に話した。
「あ、あのボク全然記憶がないの、お母さんのことも、お父さんのことも、お兄ちゃんのことも何も覚えていないんだ。ごめんね。」ある意味では本当の事だ、蛍は彼らのことを知らないのだから記憶にあろうはずがなかった。しかし覚えていないという言葉に自分が嘘をついているという罪悪感を感じ、蛍は心が痛んだ。

「大丈夫…大丈夫だから心配しなくてもいいのよ、蛍ちゃん。」少し驚いた顔をした後、叶恵はとても優しい声で答えた。
 その声を聞いて初めて蛍は叶恵を懐かしく感じたわけを理解した。彼女の話し方、慈しみ溢れる声が母親に似ているのだ。

「そうか、でも3年前にいきなり昏睡状態に陥った時は本当に心配したんだよ。記憶なんてすぐに戻るさ、ああそうそう、ちなみに私は晴宮悟(はるみやさとる)蛍のお父さんだよ。」すこしおどけた声で悟は蛍に言う。

「俺は晴宮優一(はるみやゆういち)だよ。蛍〜」優一は蛍に抱きつきながら言った

「やめてよ。おっお兄ちゃん…」最後は消え入りそうな声である。 しかし蛍は別に嫌ではなかった。優一は本当に蛍のことを心配していることがわかったからだ。

 そして蛍は自分の新しい家族が本当に好きになった。

 夕方6時頃、蛍は初めての食事をした。3年間も流動食を流し込まれるだけだった胃を驚かせないようにおかゆだけだった。しかし、蛍は前の人生で、ほとんど食べる事ができないまま息絶えたため、この久しぶりの食事をうれしく思った。

 パクパクっパクパクっ
「ほらっ口にご飯粒がついているわよ。」口周りを叶恵に拭われ、蛍は顔をまっかにした。

 パクパク…
 パクパク…
  やはりおかゆだけでは物足りないのか、なにかからい味が欲しいと蛍は思った。 

「あれっ?」 いきなり声をあげる蛍
「どうしたの?」
「ううん、なんでもない。」
「そう。」
 今からくなればいいのにと思ったらからくなったよう気がする 心の中で蛍は思った。

 次にいろいろな味を想像してみる、するとなぜかそのとおりに感じられた。

 もしかして、これが…
「本当にどうしたの?難しい顔して。」
「へっ?……うんなんでもないよ。ありがとう心配してくれて。」考え中に話し掛けられて蛍の思考は中断された。
「蛍、親が子を心配するのはあたりまえだぞ」優一の言葉に、両親はうんうんと頷く。

「蛍ちゃんが昏睡状態に入ってから、ずっと心配してたわ。」思い出したように叶恵は言った
「3年前、いきなり眠りについたまま起きなくなったときはもうこのまま起きないんじゃないかって思っていたよ。」悟はゆっくりと蛍に言い聞かせた。

 聞くところによると、三年前、つまり蛍が7歳に当たる年、いきなり昏睡状態に陥り、原因不明のまま今に至ったらしい。またなぜかはよくわかっていないが全身の色素が抜け落ち、両目のことについては今先ほど気づいたばかりらしかった。ともかく前例がないのだ、原因が不明なのは、いたしかたないことである。

「心配かけてごめんね。」
「いいんだよ、子どもは親に心配をかけるのが仕事だからね。」優しく蛍の頭を撫でながら悟は言った。

「明日からいろいろと大変ね。検査もしなくちゃいけないし、3年間も寝ていたから、力が大分おちちゃっているはずよ。トレーニングしなくちゃね。」叶恵は蛍に微笑みかけて言った。

「うん…ありがと。」

 蛍は胸が熱かった、そしてこらえきれずに涙がぽろぽろと流れた。
「蛍はほんとにかわいいな。」蛍が泣いているのを見て悟が言った。
 今度は顔が熱かった。例の力の事はすっかり忘却の彼方である。
 ちなみになぜか優一は鼻血を出しながら、あっちの世界にいっていた。あっちの世界がどっちの世界かはおそらく本人にしかわからないだろう。

 蛍は食事をし終わった、そして唐突だがトイレに行きたくなった。生理現象だから致し方ないのだが、蛍は躊躇った。なにしろ女の子になって初めての…である。
「…」
「どうしたの?もじもじして」
「トイレ…」
「じゃあ行きましょ。」
「お兄ちゃんが連れて行ってあげようか」
「いいよ、一人でいける。」ちょっぴり足元がおぼつかなかったが、根性でカバーである。恥ずかしいよりはましなのだ。

「ああ、やっぱりない!!」トイレで蛍はわかりきっていたことを言った。
「なんか変な感じだよ〜」
「これでいいのかな。」
 なにがこれでいいのかはわからないがとりあえず、事はすんだようだ。

 ふらふら〜ふらふら〜
 足元がふらふらしている蛍、なにしろ三年間も眠っていたのだ。これはしかたないことである。そして蛍はこけた。

 そりゃもうずっこけた。

 頭からである。

「痛ひ…」蛍はうるうるしている。
「大丈夫?」どうやら、看護婦さんに見られていたらしい。
「大丈夫です」蛍は気恥ずかしさを押し殺しながら言った。
「いっしょに行きましょうね。」蛍をおんぶしながらその看護婦さんは言った。
「わあー!!いいです!自分で歩けます!!」蛍は恥ずかしさのあまりパニック状態に陥った。
「遠慮しなくていいんだよ。」
「そうじゃなくて!」とか叫んでいるうちに病室についてしまった。

「着いたよ、蛍ちゃん」

「どうしてボクの名前を知ってるんですか?」
「私が蛍ちゃんの専任看護婦だからよ。普通病棟でもお世話させてもらうからよろしくね。」
「よろしくお願いします、ええっと…」
「白井羽子(しらいはねこ)よ、これからよろしくね」
「はい。」

 次の日はひたすら検査だった。現在蛍は昏睡患者の病棟から普通病棟に移り検査を受けている。

 どうやら検査をして分かった事だが(いちおう検査は昏睡状態に入ってからもしていたらしいが)、蛍は色素欠失しているが、とくに太陽に弱いわけではないらしい。つまり蛍は厳密な意味ではアルビノに当たらないのかもしれないのである。


〜作者の解説〜

アルビノとは白化現象で先天的に色素を作ることができない人のことを言います。これと同様に太陽、正確には太陽光線に含まれる紫外線に対して弱い病気としてXPがあります。いずれもいまのところ不治の病(死にはしませんが)です。作者は将来においてそれらの病気に対して有効な治療法が見つかることを願っております。


 検査の結果、どうやら身体の方に特に検知できる異常はないらしいことがわかった、それを聞いて、蛍は安心した。

 次に行ったのは体力測定である、これは普通病棟のリハビリルームを使って行われた。

「ふんっ」蛍は握力計をおもいっきり握る
「あんまり、無理しないでいいのよ。」叶恵が心配そうに見ている。ちなみに優一と悟はそれぞれ学校と仕事があるために、今日はいない。

 蛍がさっきからなんども握力を測りなおしているのには理由があった。蛍は啓として生きていた頃、病気にかかる前は野球クラブに通っていたし、それなりに体力に自信があったのだ。そのため今の身体のあまりの非力さに納得できないのである。

「どうかね、調子は」握力計の値を確認しながら、篠崎先生が尋ねてきた。
「ふむっ10.5kgか、八歳の女児とほぼ同程度じゃの普通に生活していくぶんにはまあ問題はないようじゃな。」
「そうなんですか?ありがとうございます。」篠崎先生に頭をさげながら叶恵は言った。
「しかし記憶障害の方じゃが、まったく原因不明じゃった申し訳ない。そのほかに問題はないようじゃから、自宅から通院してもらうことになるかの。一週間内には退院できそうじゃよ。」

「本当ですか?」退院という言葉を聞いて思わず顔が綻ぶ蛍
「本当じゃよ。」篠崎先生は白い髭をさわりながら言った
「よかったわね、蛍ちゃん。」
「うんっ。」

 そのとき、誰も気づかなかったが、蛍が思わず叫んだ時に握り締めた握力計の値は43kgを指し示していた…


 入院二日目、蛍はリハビリルームでひたすら体力づくりをしていた。ちなみに体力づくりといってもジムのように激しい運動ではなく、両端に手すりがついているスロープを登り降りするというものだ。
「はあはあ、全然体力ないな。」自分の非力さを恨むように蛍は言った。
「あまり無理はしないでいいわよ。」
「そうそう無理は禁物よ。」
「そうだよね、わかったよ、お母さん、白井さん。」
 長椅子で休みながら蛍は言った。

 白井は叶恵に驚きを伝えた
「信じられない回復力ですね。」
「え?そうなんですか。」
「多分、これほどの回復を見せた子はいませんよ。」
「よかった。」
「蛍ちゃん、もう一回握力計握ってみようか?」白井は握力計を蛍に渡しながら言った。
「はい!…ふんっ」
「えっ、16kg…まさか1日で10歳女児の平均値まで回復するなんて…」握力計を確認して白井は驚きの声をあげた。
「ともかく、これで学校に行っても大丈夫ですよね。」叶恵は嬉しそうだ。。
「ええそれは大丈夫だと思いますけど…」白井はいまだに信じられない様子だ。
「よかったわね。蛍ちゃん。」。
「うんっ」。

 こうして、蛍の二日目は過ぎていった。

 闇が空間を支配している場所にて、モニターのようなものを見つめる三人ほどの人影が見える。
「さきほど、彼女が目覚めたようです。」10歳ぐらいの少年が言った。
「そう、予定通りね」こちらは20歳ぐらいの女性だ。
「かわいいね、蛍ちゃん。」五歳ぐらいの女の子が答える。

「ミカ、関係ないでしょ、彼が可愛いかどうかなんて。」若い女性は女の子を叱り付けた。「彼って言ったらだめです。あんなに可愛い子を彼って言うなんて、いくらマリアさまでも馬に蹴られて死んじまえ〜です。」
「はいはい、わかったから。ところでルーシアくん、カオス因子の方はどうなの?」マリアはミカにあきれつつ、ルーシアに問い掛ける。
「はい、効果は今のところ現れていませんが因子の観測自体はなされています。おそらく一週間後ぐらいから効果が現れるでしょう。」ルーシアはマリアの質問に淀みなく答えた。

「すべては予定通りね、あとは当分の間、魂のシンクロシニティとリジョンの拡大が行われるのを観測するだけね。」
「ええ、しかし魂がデュナミスによって不安定にならないようにサポートをしなければなりません。」
「そうね…全く難儀な仕事だわ」マリアはため息をつきながら答えた
「可愛い、可愛い、蛍ちゃん。えへへ」
 ふたりの会話を全く無視して、ミカはモニターに映る蛍をひたすら危ない目をして見つめていた。











 こんにちは、ノインです。いろいろと引っ張ってますが、楽しんでいただけましたでしょうか。ノインはまだ自分の中の想いを形にする方法を模索している最中なので、話に一貫性がないかもしれません。自分は書いている時に書いています。つまり、直接に自分の想いをまさに書く時に打ち込んでいます。(もちろん大体の話は頭の中で構築していますが)よって、そのときの気分やノリでいろいろと至らない事をしてしまうこともあります。ご容赦のほどを…




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